子どものことが心配な時の親の態度について:心の不調に気づかず、不登校になっていたときのこと

こんにちは。

今日は、私が息子が5年生のときに経験した出来事をシェアしたいと思います。この経験は、私にとって非常に重要な学びの時間でした。

息子が「お腹が痛い」と言い始めたとき、最初は単なる体調不良だと思い、内科を受診しました。しかし、診断は異常なし。次に息子は「ふらふらする」と訴え、耳鼻科を受診しましたが、ここでも異常は見つかりませんでした。さらに「頭が痛い」と言い出したので、脳神経外科での検査を受けましたが、結果は異常なしでした。

3週間もの間、息子は学校に行けず、「吐き気がする」と言うようになりました。次に小児科を受診しました。そこで、担当の先生が「お母さん、息子さんは学校に行かないといけないといいますか?きっと心療内科を受診したほうがいいですよ」と言われたのです。そのとき、私は自分の行動を振り返り、息子の体調ばかりを気にして心の状態を見落としていたことに気づきました。

心療内科を受診したところ、息子は「うつ症状」という心の病だと診断されました。この診断を受けたとき、私は驚きと共に大きなショックを受けました。息子が体の病気だとばかり思い込んでいた私は、冷静さを失い、病院を駆け巡って検査ばかりを繰り返していた自分が情けなく思えました。

息子が本当にお腹や頭が痛かったのかもしれませんが、3週間も彼の心の状態に目を向けていなかったことを深く反省しました。病院に連れまわすことで息子に余計な負担をかけてしまったのではないかと考えました。

私に気づきをくれた息子の一言

ところが、ある日、息子が「お母さん、ぼくのために、あちこち一生懸命になってくれてありがとうね」とつぶやいたのです。その一言で、私の疲れが一気に吹き飛びました。息子の言葉は、私にとって何よりも大きな励ましでした。

私は自分が不器用で冷静さを失いがちで、バタバタと動き回ってしまうただの未熟な母親だと思っていましたが、息子の言葉を聞いて「愛情って、こうしてあくせくすることで伝わるのかもしれない」と強く感じました。私はせっかちで早とちりが多く、すぐにうろたえて動き回ってしまうことが多いのですが、息子にとっては「自分のために一生懸命に動いてくれている」ということが、愛情としてちゃんと伝わるのだと実感しました。

子どもが病気になると冷静ではいられなくなりますよね。そのたびにうろたえる自分自身をいつも「情けない」と思っていましたが、でも、それってきっと子どもへの愛のプレゼントなのですよ。きっと^^。

この経験が、同じように悩んでいる誰かの参考になれば嬉しいです。これからも、私の日々の経験や学びをシェアしていきますね。

そのときに読んでいた本がこちらです

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