日本と欧米の失敗に対する姿勢の違いと投資の関係
こんにちは
今日は、日本と欧米の失敗に対する姿勢の違いについてお話ししたいと思います。特に、この違いが投資をする人の割合にどのような影響を与えているのかについて考えてみます。

日本は、他の国と違って失敗が許容されにくい文化が根強くあります。学校や職場では、失敗を避けることが求められ、成功するまでの過程での試行錯誤や失敗はあまり重視されません。そのため、多くの人がリスクを避ける傾向にあります。これは投資に対しても同様で、多くの日本人はリスクを恐れ、投資に消極的になる傾向があります。
一方、欧米では失敗が比較的許容されやすい文化があります。アメリカでは特に、「失敗は成功の母」という考えが根付いており、失敗を経験することで成長し、次の成功につなげることが重要視されます。このような文化背景の中では、リスクを取って新しいことに挑戦することが奨励されており、投資に対しても積極的です。
この文化の違いは、実際に投資を行う人の割合にも影響を与えています。例えば、日本では多くの人が安全な貯蓄や預金を選ぶ傾向がありますが、欧米では投資信託や株式、さらにはスタートアップへの投資など、リスクを伴う投資商品に積極的に取り組む人が多いのです。
私の経験と失敗
私自身も、これまでに多くの失敗を経験してきました。離婚や子育ての苦労はその一部です。特に離婚は、私にとって大きな人生の転機でした。離婚=失敗とは思いたくなかったけれど、世間から見ればやはり、結婚に失敗した人。「ばついち」という言い方も、失敗を想起させますものね。
さらに、二人の子どもを育てながら、仕事と家庭のバランスを取ることは大変でした。息子の不登校や引きこもりの問題にも直面し、心が折れそうになることも多々ありました。その時、「私は何もかも失敗だらけのダメ人間だ」と根強く思っていました。もちろん、励ましてくれる方もたくさんいましたし、自分の子どもにも「失敗が悪いことではなく、大事なことは立ち上がることだよ」と言い続けていましたが、何かにつけ小さいころから両親に言われていた「あなたはダメね~」という言葉がいつも頭の中にあったので、自己肯定感は常に低く、チャレンジ=いけないこと、とまで思っていたのです。
大切な姉との別れ
そんな私ですが、最愛の姉を数年前に亡くしました。そのときは絶望しかなく、私自身も大病を患ったこともあり、いつ死ぬかわからないという人生の儚さを思い知らされました。姉との別れから、数年経って「なぜ私は生かされているのか」と思うようになり「儚い人生において、何が失敗で何が成功なのか、一度きりの人生をいろんなことに挑戦せずに歳を取るのはもったいない」と思うようになりました。
自己啓発本との出会い
また、たくさんの自己啓発本との出会いも私の考え方を変えてくれました。50歳になり、自分自身を苦しめてきたいろいろな考えが勘違いだったかもしれないと思うようになりました。本を通して、考え方を変えることが人生を豊かにすると気づき、とても楽しくなってきたのです。
投資への取り組み
話がだいぶ大回りしましたが、私は、経済的に安心した暮らしがしたい、安心した老後を送りたいと考え、投資を始めました。始めたばかりなので、偉そうなことは言えないのですが、今のところ順調に投資を続けていけているので「チャレンジしなければ何も手に入れられない」という言葉を実感し、ワクワクしています。
最後に
このブログでは、皆さんと一緒に楽しい生活を送るためのヒントを見つけたいと思っています。これまでの人生を振り返り、私の心の整理もすることで、これからの人生をお互いにたくましく前向きに過ごしたいですね。どうぞよろしくお願いします!