ランチ会の苦痛
こんにちは。
今回は少し個人的な話をさせてください。実は、同級生との毎月のランチ会を20年以上続けていたのですが、最近、それをやめる決断をしました。このランチ会は、私にとって楽しい時間である一方、時にはつらい瞬間も多くありました。

ランチ会では、みんなの近況報告がメインの話題になります。子どもたちの成長や、家庭の出来事などが主な話題でした。ある友人は、野球部で活躍する息子の話を嬉しそうにしてくれました。うちの息子も野球部に所属していたものの、なかなかレギュラーにはなれず、彼の話を聞くたびに切ない気持ちになりました。
また、成績優秀で私立高校に進学した子どもを持つ友人の話や、優しい旦那様の自慢話を聞くたびに、離婚した私が、どこか劣っているような気持ちになることもありました。もちろん、友人たちは何も悪くありません。彼女らはただ、自分の喜びをシェアしているだけなのです。それは理解しているのですが、毎回どうしても心が重くなってしまう自分がいました。
自分の心の問題だとわかっていたので、それが余計につらかったです。彼女たちの幸せを素直に喜べない自分に嫌気がさすこともありました。
同級生とのランチ会を辞めて気づいたこと
そんな気持ちを抱えながら、ある日、ランチ会へ行けなくなりました。前日までにはグループラインで出欠の連絡をしないといけないため、前日の数時間ずっとずっと考えました。どうしても心が重く、行く気になれず欠席の連絡をしました。その日以来、その友人たちとは会っていません。
初めのうちは、ランチ会に参加しないことに対して寂しさを感じました。20年以上も続けてきた習慣がなくなると、やはりぽっかりと心に穴が開いたような感覚がありました。それと同時に裏切り者のような、申し訳ないような気持になりました。しかし、不思議なことに、徐々にスッキリとした気持ちも芽生えてきました。
自分は自分でいい!うちの子は私とって最高!
友人たちと会わないことで、自分自身と向き合う時間が増えました。その結果、自分は自分でいい、うちの子はうちの子!私にとっては最高の子!!!という思いを少しずつ手に入れることができたように感じます。他人と自分を比べるのではなく、自分のペースで、自分の幸せを見つけることの大切さを学びました。
もちろん、友人が減ったことで疎外感を感じることもあります。でも、その疎外感と引き換えに得られたものは少なくありません。自分自身を見つめ直し、自分の価値を再確認する時間はとても貴重です。毎月のランチ会がなくなったことで、自分の心に余裕が生まれ、自分を大切にすることができるようになったのです。
今では、新しい趣味や活動にも積極的に取り組むことができています。ガーデニングや読書、時には一人でのんびりとカフェで過ごす時間も楽しんでいます。そうした時間が、自分にとっての新しい楽しみとなり、心の栄養となっています。
私の経験を通じて、誰かの役に立てることがあれば嬉しいです。もし、同じように感じている方がいたら、自分の気持ちを大切にし、無理をせず、自分のペースで過ごすことをおすすめします。きっと、新しい発見や成長が待っているはずです。
これからも、私の経験や気づきをシェアしていきますね。